面積 18.87km2
総人口 1,917人
神津島は伊豆諸島のほぼ中間に位置し、白い砂浜と入り江、緑豊かな山と変化にとんだ美しい島です。
島の中央にそびえる天上山は、四季折々の花々が咲き「新日本の百名山」にも数えられる山です。また、地下水が豊富で島の名所より湧水が湧いており、東京の名湧水に数えられています。このため、山菜や野草も多く繁茂しております。海の水質と透明度は日本一にも選ばれた綺麗な海で、ダイビング、釣りなどのマリンレジャーが盛んです。
伝説
神代の昔、事代主命という神様が島づくりの為に神々を集めて相談の拠点としたのが『神集島』でありそこから『神津島』の名がつけられたと言われ、太古の昔に由来した美しい島です。
事代主命と神々によって伊豆七島が造られた後、その真中にある神津島で島々 の神々が集まり会議が開かれました。 場所は天上山山頂の火口跡の不入が沢。
会議の一番大事な議題は、命の源である「水」をどのように配分するかでした。
そして討議の結果、翌朝先着順に分ける 事に決まりました。
翌朝一番早く来たのは、 御蔵島の神様。そのため御蔵島は最も 多くの水を手に入れる事が出来ました。次に現れたのが新島の神様、3番目は八丈島、4番目は三宅島、5番目は大島でした。
こうして次々に水が配られ 水はどんどんなくなっていきます。
そんなところに最後に寝坊してやってきたのは利島の神様。既に水は殆ど残っていない状態でした。 これを見た利島の神様は怒り、僅かに水が残っていた池に飛び込んで暴れ回りました。水は四方に飛び散りお陰で神津島ではいたるところで水が沸きでるようになったと言われています。
不入が沢は今でも足を踏み入れてはいけない 神聖な場所になっています。
>>>神津島観光協会
|